それから、これから。

どんだけ書いてなかったんだよっ!てくらいご無沙汰してます。

誰かが見てくれているかもしれない場所につらつらと文章を書くのは少しドキドキしますが、インスタグラムではちょこちょこ活動を記録しているので、こちらではもっと心の内側をメモして行こうかと思っています。日々頭の中で巡っている思考を整理するためのアウトプット作業は、子供の頃から付き合っているこの頭ぐるぐる病の完全克服は難しいとしても、コントロールはできるようになるかもしれないとほんのり期待しています。物事に集中して、ひらりと、クリアに生きたい。自分という入れ物に、本来のまっさらな自分をしっかりと入れ込んであげられるようになりたい。

そんなのひとりでノートに書けばいいかもですが(いや、それもやってるけど)、誰かが読んでくれるかもしれないという、うっすらした希望と緊張感は今の私にはとても健康的です。そして世に発信できるこのメモも、はて、もしや表現することの一部なんじゃないかしらとふと思ったのです。絵を描くことだけじゃない、私にできること。思考を誰かとシェアすること。

自分の言葉のままに綴って行くので読みにくいかもしれませんが、あーでもないこーでもないって毎日考えて、行動して、また考えて、同じ時代に同じように工夫しながら、失敗したしたり成功したり、地に足をつけて、成長したいって生きている、そんなどこかのどなたかの、やる気のつぶになれば嬉しいです。(かく言う私も、そうやって「つぶ」をひょんな人や場所からもらって、前向きになれたりしています。全ての物事はまわりまわる循環で成り立っているって、そう感じでいます。)

さて、前回のブログで、「春に作品を発表する!」と宣言して、実行できました(SICFというアートフェスティバルに参加して、本当に無理しないで展示ができました。うれしかったです)。そして結果、賞をいただきました。喉から手が出るほどずっとずっと想い焦がれ続けた「認められた」と言う証である、「賞」というもの。もらったことが判明した瞬間は、え、え、えーーー?!っと飛びあがって感激してしばらく放心してたのですが(人はびっくり嬉しすぎると、ただぼーっとすることを初めて知る)、と同時に、はいよかったですねーついに”現実”ですよと、全くの曇りないチャンスというきらめく切符をどうぞと差し出されたリアルさに、不安になったのです(受賞者は審査員の方から作品の講評をしてもらえ、来年のSICFで大掛かりな展示もできます)。でも目をつぶり直して、いや、今回の展示と同じように私のまま、ふふふーんと楽しんでいいんだ。それが使命じゃないかと落ち着いたら、気がつけば胸の熱さはしっかりお腹へ移動していました。

今そのお腹が熱い状況で、もっと作りたい、もっと出会いたい、ととてもふつふつしていています。やりたいこと、好きなこと、ただ、やる。会いたい人がいたら、恥かしがらずに会いに行く。行きたい場所が見つかったら、パッと行く。がむしゃらにじゃなくて、ふわりと。余裕を持てば、楽しめるってちょっとわかってきた気がします。よしっ。

1st of June 2018